ジロウ
プレイヤー:ニジ
「嫌だーー!死にたくないーーー!」
- 種族
- リカント
- 年齢
- たぶん十代
- 性別
- 男
- 種族特徴
- [暗視(獣変貌)][獣変貌]
- 生まれ
- 戦士
- 信仰
- ランク
- 穢れ
- 技
- 10
- 体
- 9
- 心
- 6
- A
- 4
- B
- 9
- C
- 7
- D
- 6
- E
- 9
- F
- 2
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 器用度
- 14
- 敏捷度
- 19
- 筋力
- 16
- 生命力
- 15
- 知力
- 15
- 精神力
- 8
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 器用度
- 2
- 敏捷度
- 3
- 筋力
- 2
- 生命力
- 2
- 知力
- 2
- 精神力
- 1
- 生命抵抗力
- 4
- 精神抵抗力
- 3
- HP
- 21
- MP
- 8
- 冒険者レベル
- 2
経験点
- 使用
- 3,000
- 残り
- 0
- 総計
- 3,000
技能
- ファイター
- 2
- スカウト
- 1
- エンハンサー
- 1
一般技能
- 料理人
- 5
- 家政夫
- 5
戦闘特技
- 《武器習熟A/ソード》
練技
- 【キャッツアイ】
判定パッケージ
スカウト技能レベル1 | 技巧 | 3 | |
---|---|---|---|
運動 | 4 | ||
観察 | 3 |
- 魔物知識
- 0
- 先制力
- 4
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 19 m
- 全力移動
- 57 m
言語
会話 | 読文 | |
---|---|---|
交易共通語 | ○ | ○ |
リカント語 | ○ | ○ |
技能・特技 | 必筋 上限 | 命中力 | C値 | 追加D | |
---|---|---|---|---|---|
ファイター技能レベル2 | 16 | 4 | ― | ― | 4 |
《武器習熟A/ソード》 | ― | ― | ― | ― | 1 |
武器 | 用法 | 必筋 | 命中力 | 威力 | C値 | 追加D | 専用 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロングソード | 1H | 13 | 0 | 13 | 0 | |||
2H | 13 | 0 | 23 | 0 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
---|---|---|---|
ファイター技能レベル2 | 16 | 5 | ― |
防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 専用 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
鎧 | ハードレザー | 13 | 4 | |||
合計: すべて |
- 所持金
- 120 G
- 預金/借金
- 0 G
所持品
スカウト用ツール
冒険者セット
調理道具セット
保存食(一週間分)
- 名誉点
- 0
- ランク
名誉アイテム
点数 | |
---|---|
冒険者ランク |
容姿・経歴・その他メモ
リカントの少年。まだ若い為か、そこまで体は大きくない。リカントではチビなほう。獣変貌の姿は狼。
お調子者で、すぐ泣きごとを言って、情けなくて、割と思ってることがすぐ口に出る、ヘタレなわんわん。
唯一の家族である姉を傷つけ、呪いをかけた魔物を討つ(?)為、冒険者になった。
好き:料理、家事、かわいい女の子
嫌い:痛いの、戦い
【経歴】
伴侶がいる(いた)
田舎で育った
投獄されたことがある
【冒険に出た理由】
家族・仲間の仇を討つため
履歴
【伴侶がいる(いた)】
雪の降る夜。
みすぼらしい恰好の男の子が路地裏に座り込んでいた。
頭と肩に雪が降り積もる。
誰も気にも留めず通り過ぎていく。
飢えと寒さで男の子のまぶたがゆっくり落ちる。
『寝るな起きろ』誰かがそう男の子に言った気がしたが顔を上げる元気すらなかった。
ごつん。
男の子は頭を叩かれた。
男の子がのそのそと顔をあげると、二刀を腰に下げたリカントの少女が、サンドイッチを差し出した。
「この街で同族は初めて見た。食え」
男の子は野良犬の様にサンドイッチにがっついた。中身は干し肉だった。うめぇ!うめぇ!
「うまいか?」
コクコク。
「お前を、私の仲間にしてやる。私について来い。守ってやる」
男の子はとりあえずコクコクと頷いた。頷けばまた上手い料理が食べられそうだったからだ。
【田舎で育った】
「あああああぁあああ!?死ぬ!今度こそ死んでしまう!?」
雪の降る夜から10年後。とある田舎…の山の中。
数十匹もの狼、怪鳥の群れに、リカントの少年が追われていた。木の上から、彼の姉(※1)が腕組みしながら見ている。
「逃げているだけでは修行にならない。戦え、ジロウ。正々堂々剣を抜き、誇り高く戦え」
「そぉいうのは強い奴しか言えないセリフじゃボケーーー!!嫌やーー!死にたくないーーー!?」鼻水と涙を垂らしながら少年は逃げる。
かなり情けないが、逃げ足はアホみたいに速くギリギリ追いつかれずに済んでいる。あ、転んだ。
「あぁあああ!?なんで運命はいつも俺に残酷なんだーー!?」
姉はやれやれと溜息をつくと、ジロウを守るように仁王立ち。二刀を抜き放ち、まるで踊るように魔物を斬り倒していく。
ジロウはじぬ、じぬぅ!と涙を流しながらそれを見ているだけで…あっという間に魔物は全滅した。
「し、死んだと思ったぁ…!!」ぜーぜーと息をしながら、ジロウは座り込んだ。
「私はまたしばらく仕事に行ってくる。留守の間は家で修業を怠るなよジロウ。ただまぁ…自分より強い奴に戦いを挑む様な修行はやめておけ」
「やらいでか!」
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
それから一ヶ月ほどして、姉がとある魔物に負け、怪我をしたとジロウに連絡が届いた。
「(いやいや…怪我っていったって姉ちゃんのことだから、大した事ないに決まってる)」
徒歩で3日のところを1日で駆け抜け、連絡のあった施療院にジロウは駆け込んだ、そこには。
「なんだ…もぐもぐ、早かったな…もしゃもしゃ」施療院のベッド上で、肉を元気よく食べてる姉がいた。ジロウはオーバーラン気味にコケた。
「話と違うんじゃございませんかねぇ!?」怒り半分安心半分。
「まぁ落ち着け。今日はお前に渡したいものがあってな」
格調高い羊皮紙をジロウへ手渡す…料理学校への推薦状だった。
ジロウがずっと行きたかった、伝統ある料理学校だ。
「おおおおお!?お姉さま好き!大好き!…いやでも急にどうして。俺を鍛えるのが姉ちゃんの歪んだ愛情表現(※2)だったじゃん」
「気持ち悪い言い方をするな。大きな施療院に転院して、怪我の治療に専念しようと思ってな。お前に構う時間がないんだ」
「転院!?なんだよなんだよ~…それなら最初からそう言ってくれよ姉ちゃ~ん!そしたら俺だって引っ越し準備してここ来たのに…」
姉は冷たいまなざしを弟に向けた「お前がついてきたら休めるもんも休めん。お前は料理学校へ行けばいい」
「あっ、はい」1秒で即答する弟。
「…でもなんか変だな姉ちゃん。あとでやっぱ無しとか言わんだろーな?もうこれ俺のだから返さないけど」うるんだ瞳と震える尻尾で、推薦状をぎゅっと抱きしめた。
「あんまりしつこいと無しと言うぞ。…私の名声が高いとはいえ、それを手に入れるのには苦労したんだぞ」
姉はいつもの仏頂面ではなく、柔らかく微笑んだ。ジロウはギョッとした。
「夢だったろ、料理をちゃんと勉強するの。楽しんで来い。手紙くらいよこせよ」
「う、うん!うひょーやったーー!!」
お姉さまアイラビュー!と言ってジロウはウキウキと姉と別れた。
一流の料理人になってウハウハになって自分の家を持って可愛いお嫁さんをもらうのが、ジロウの夢だったのだ。あ、スキップしてる。
施療院を出ようとした時、ある部屋から話し声が聞こえた。
「…二刀の達人といえど、もう剣は持てないだろうな」
ジロウの獣耳がピクピク。壁にヤモリのようにへばりつき、聞き耳を立てる。かなり気持ち悪い体勢である。
「魔剣に斬られて、呪いをかけられたんだ。寿命が半分になって戦えない身体になっただけで済んで、良かったのかもしれないな」
「戦うのが生き甲斐みたいな方だったけど、仕方ないね。命あっての物種だし」
その後もうわさ話は続いた。カサカサカサとジロウは動き、聞き耳を立てた。家庭内害虫のようだ。
●得た情報
・呪われた魔剣に斬られて、姉の寿命が半分になった。
・戦える身体ではなくなった。(そういえば、杖がベッド横に置いてあった)
・呪いを解くには魔剣を破壊しなくてはいけない。(有名な魔剣らしいが、ジロウはバカなので知らなかったが…)
・魔剣を所持する魔物の詳細、現地地は不明。唯一分かっているのは黒く禍々しい魔剣を使うという事。
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
ジロウは保存食の干し肉を買い、川から水を汲むと家路へとゆっくり歩いて行った。
「(普通に飯も食えてるし…寿命が半分になっただけで済んで、まぁよかったじゃないか、うん)」
姉からもらった料理学校への推薦状と、学校の紹介文が載っている羊皮紙(いわゆるパンフレット)を眺める。
パンフレットには、魔動機文明時代の調理器具を用いた授業開講予定。一クラス分の調理器具を完備。…胸躍るような文章が書いてある。
「うっわ、なんじゃこりゃあ!? マルチクッカー!?圧力調理、煮こむ、蒸す、炒めるがこれ一つで…!?」
『この街で同族は初めて見た。食え』
パンフレットには、あの世界的料理人ワン・トミトクも講師に。…心躍るような文章が書いてある。
「すげぇ!?ワン・トミトクも講師にいんの!?」
『お前を、私の仲間にしてやる。私について来い。守ってやる』
パンフレットには、更に更に、幸せハッピーな学園生活の内容、青春万歳な文章が書いてある。
うわーやったー!バラ色じゃん俺の未来!とか声に出したりして少年は歩く、歩く。
『肩を揉め』
『お前ちょっと冬毛うざいから切れ』
『リカントのくせに風邪なんかひくやつがいるか。今おかゆを作ってやる。…不味いからいいだと…?殺すぞ』
憧れだった料理学校に通って、自分の店を持つのは小さいときからの夢だった。店の名前も実は密かに考えてあるのだ。
『ジロウ、お前意外と料理の才能あるんじゃないか?その辺の店より美味いぞ』
『掃除しておけ、サボったら殺す』
『また病気したのか。お前ちょっと体弱いんじゃないか』
そう、小さいときからの夢。
あの時食べたサンドイッチみたいな美味いものをいつか人にも出せればいいなと、ずっと思っていた。
あのサンドイッチから始まった夢だった。
『戦うのは嫌い?鍛錬なんて嫌だ?バカを言うな、私が教えてやる。甘ったれるな、殺すぞ』
『バカ、私の真似して二刀じゃなくていい。お前は私じゃない』
『なんで俺を鍛えるかだと?お前が弱くて死なれたら、目覚めが悪いからだ。強くなれ。私より先に死ぬな』
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
「これでよし、と…」
ジロウは旅支度を終えると家を戸締りした。しばらく帰ることもないだろう。
「わはは!要は、アレだ。別に正々堂々戦わなくても、強そうな人に倒してもらってもいいし!魔物が寝てる間とか、風呂入ってる間に、こっそり魔剣だけ盗んで壊してもいいし!楽勝楽勝!!」
カラ元気で独り言を言った。少年は選択した。
料理人としての輝かしい道から、大きく外れることとなった。残念ながら、少年はバカだったのだ。
「よっし、とりあえず冒険者になって…あとはこう、各地を旅してれば情報が入るだろ!」
えいえいおー!ヤケクソ気味に旅立っていった。
【投獄されたことがある】
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
「違うんじゃ――!財布を…財布を落としただけなんですぅ!!」
「はいはい話は留置所で聞くから」
旅に出て翌日、無銭飲食で投獄された。
誤解を解いた後は、しくしく泣きながら、尻尾もしおしお、皿洗いして食事代を返済する少年。
頑張れ少年、負けるな少年、本当につらいのはここからだ。
(※1)姉…二刀流剣術において、天才的なリカントの女性。傭兵を生業にしている。姉と言っているが、血のつながりはない。孤児だった男の子を拾い、義理の姉と弟になった。姉はダメな弟と違い、誇り高く無敵の剣士。…なんで一緒にいてあげてるの?
(※2)歪んだ愛情表現…情けない弟に狼をけしかけるて強くしようとするのは、世間的に歪んでいる。自分が出来るからと言って、人が出来るとは思ってはいけない。姉は人に教えるのが爆裂に下手くそだった。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 3,0001,200 |
0
|
|
|
| | ||
取得総計 | 3,000 | 0 | 0 |
収支履歴
ロングソード::-440
ハードレザー::-340
スカウト用ツール::-100
冒険者セット::-100
調理道具セット::-50
保存食(一週間分)::-50